全日本ジムカーナ選手権2014 第2戦(仙台ハイランド)参戦記


神里義嗣選手 全日本ジムカーナ参戦記






2014
427日(日)全日本ジムカーナ選手権第2戦に
参戦しました。


マイカーでの参戦ではなく,関東の全日本ドライバー
久保田選手の厚意でダブルエントリーさせてもらい,
インテグラにて
SA2クラスへ参戦。


結果,
13台中10位という結果となりました。


初参戦で初ポイントを獲得できたことは,良かったです。


24日(木)の午後に,沖縄から出発。


成田から高江選手と共に,仙台への移動。


高速道路で約
5時間,しかも夜中2時から7時まで
移動することは,経験のない私は,結構辛かったです。

でも,コースに到着したときから次第にテンションが
上がってきました。

久保田選手のインテグラに乗るのは初だったので,
金曜の練習走行では,車の動きをつかめるように
練習を行いました。

乗ってみて“ブレーキが強すぎる”というのが
第一印象でした。


パイロンターンをするときや,高速からの止まる
ブレーキの際には,足の親指でコントロールして
対応していましたが,なかなかうまく対応が
できませんでした。


翌日(25日)の公開練習では,ブレーキパッドの
変更があり,乗りやすくなり明日の決勝は,
良い成績を上げる予感すらしました。

しかし,公開練習の2本目に
“ハンベック(
V-TEC変わらない)”
になってしまうトラブルが発生。

オイル・スプールバルブ・スピードセンサーなどの
異常ではないかという事で,部品交換で対応することに
なりました.




27日決勝の日の朝,タイヤも新品となり,今日は
“がんばるぞ!”と意気込んでいたら,なんと
LSDブローが
判明。


もうリタイヤしかないと思っていたら,久保田選手の
人徳もあってか,他の選手やそのサービスの方々が
ミッションを載せ変えるという,とんでもないことに
なりました。
(サービスの方がたまたまインテグラで来ていた)

1本目は,間に合わないと思っていましたが,
もの凄い速さで交換完了。


1本目の出走に間に合いました。

そして,出走。


新品Sタイヤ凄いグリップ力。
うまく対応できず
1本目10位、2本目10位。

久保田選手がフォロー,「今回のコースは
パワーのある車が有利だった」


2本目は,1.5秒上げられそうと思いながら出走
しましたが、結果は,約
0.9up

あと
0.6秒上げるためには,Sタイヤのグリップを
生かすドライビングが,今後の課題として
残りました。



こうして,私の全日本ジムカーナ第2戦は終了
しました。



ただ言えることは,・・・ 楽しかった!!


この楽しさを,沖縄へ帰って多くの人に伝えることが
大切と思いました。


そして,久保田選手・高江選手をはじめ,多くの方々に
支えてもらい,これからの私のジムカーナ人生に
良い糧となったことに間違いありません。



できることなら,私の車で挑戦してみたい。
そのための努力も必要と感じました。



楽しい時間・楽しい人たちに会える貴重な体験でした。

そして
,ジムカーナを続けて本当に良かったと
思いました。

                 神里 義嗣